小2が、小4の浜学園の公開テスト(算数)にチャレンジした結果(1年分の平均)
小2の息子に、浜学園の公開テストの過去問を解かせていますが、2月分からはじめて1月分が終わりました。1年分です。
・平均:68点(12回分の平均)
・最低点:52点
・最高点:84点
公開テストを解かせている目的はいくつかあって、結果(点数)は重視していません。
が、この結果から「やっぱ、そうだわ」と思うことがあったので、この記事では、それについて書いています。
■追記:きちんと計算したら、68点でした。
偏差値60が目標だと、小4、小5で応用問題に固執する必要はない
予習シリーズをメーンにしています。
・予習シリーズ4年の上下 → 必須例題、類題、基本問題、練習問題。応用例題や5の倍数の演習の回は飛ばしました。
・予習シリーズ5年の上下 → 必須例題、類題、基本問題。練習問題、応用例題、5の倍数の演習の回は飛ばしました。
・予習シリーズ6上を進めているところ(春の特訓で一時休止)
基本を固めたあとは、とにかく先に進んで、応用に時間を割きませんでした(というより、ほとんど解かせていません)。なぜか。
<理由>
・小3で、小6の偏差値60、すなわち小6のトップ層を目指すわけではない(それはさすがに不可能だと思います)
・スパイラル方式では、たとえば「4年の応用」が「5年では基本」となって出てくる。そのため、偏差値60を目指すのであれば、時間をかけて現学年(小4のときに4年、小5のときに5年)の応用をする意味があまりない。それよりも基本を固めるほうが遥かに大切。
その結果。
うちは、前述の通り、小4の応用は飛ばしてきましたが、浜学園で偏差値55~60程度、四谷大塚なら偏差値60の力はあると思います。たぶん。
小5からは、演習不足で解くスピードが遅く、制限時間内では解けなくなると思いますが、小4と同レベルにもっていけると思います。
つまり、スパイラル方式になっているテキストを使う場合で、かつ、偏差値60を目指しているのならば、現学年の応用問題よりも、基本固めに時間を割いたほうが効率的だという結論になりました。ただ、子どもによって異なるので、一概にはそういえないと思いますが。あと、小6は話が別ですが。
世の中、低年齢・低学年から難関中しか考えていないかたが多いようです。「低年齢・低学年ではキッズBEE!」「現学年の応用を深掘り」などの言葉をよく見かけますが、 「低年齢・低学年のうちから、難関中の入試問題を意識した問題を解かせて、もし目指せなくなれば、その時間は一体…」「低年齢・低学年でも解ける、難関中を意識した問題って、一体、何なのだろう?」「難関中を受験できるレベルになるかどうかもわからないのに、低年齢・低学年で、応用問題にかなりの時間を割いても…」などと思っています。中学年からは応用問題も解いたほうがいいとは思いますが、偏差値60を目指すのであればそこに固執しなくても、と思います。
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