偏差値をあげるにはつぎの2つが重要かな、と思います。
・勉強に口出しをする(例:教えかたを工夫したり、勉強を管理したりする)
・子どものやる気を出す
今回は、後者。
これは高学歴だからといってできるわけではないものです。つまり、学歴は関係ないです。
しかも、前者よりも大切です。
また、コミュニケーションの能力が高ければ有利ですが、自分の子どものことなのでコミュ障でも大丈夫だと思います。
子どものやる気を引き出す2つの方法
やる気を引き出すにはいくつか方法がありますが、そのうちの2つ。
1.「その科目が好き!」と思わせる
2.「先生が好き!」と思わせる
上記1。
小4の息子がブログをはじめましたが、つい最近はじめたのに、慣れたひとみたいに検索して調べながら記事を書いています。
上達速度が半端ないです。
兄の真似をしたくて仕方がない小2の妹。
この年でPCを使えるようになっても仕方がないですし、何より教えるのがめんどうなので、「ローマ字、覚えていないとできないから」とあしらっていたのですが、いつの間にか覚えていました。
お勉強は、背中を押しても押しても押しても…(省略)…やらないのに。
仕方がないので使わなくなったノートパソコンを渡したのですが、自分だけの力で、めちゃくちゃゆっくりですが、キーボード入力ができるようになりはじめました。
「やりたい!」
その気持ち、スゴイですね。
ただ、これは「環境」「向き不向き(遺伝子)」「教えかた」など複数の要因が複雑にからみあっているので、意図通りに生じさせるのは難しいな、ゆえに、この手はあまり使えないな、というのが、ここ最近の考えです。
…「うちの子どもは算数が好きで仕方がない。算数の成績はトップ層。そういえば、幼児期に算数の知育玩具で遊んで、低学年のときはパズル・思考力の問題を解いていた」
仮に因果関係があるとしても(←ないとは思いますが)、真似してもうまくいかないのは自明の理だったのですね。
肝心の子どもの「やりたい!」がありませんので。
上記2。
「先生が好きだから勉強する!」
あるあるですよね。それを狙って、授業の合間に面白い話をしていました。
親子の場合は「良好な親子関係」が重要!
親子の場合、前述の2つのうち、どちらが有効なのでしょうか。
わたしは「親が好き!」と思わせるほうが有効だと思います。
親子関係が良好だと、「先生が好き!」のように、即、勉強につながるわけではなくても、たとえば子どもと将来について話し合うとき、なぜ勉強しないといけないのかを話すときなどに、親の発言に「重み」がでてきて、子どもはそのときは反発しても、となるのではないかな、と思いますので。
遅効性の効果ですかね。
もちろん、単に甘やかして「好き!」となるのではなく、しっかりとしつけをしたうえでの話ですが。
というわけで、まだ何もはじまっていないのに(つまり、子どもが小4より小さい)、「立ち位置が重要! 模試! 模試! 模試!」「偏差値が低い! なんでなの!!!(怒)」みたいに「目先」かつ「意味がないもの」に固執するのではなく、将来を見越して一緒にたくさん遊んで、勉強して、親子の思い出をいろいろと作ればいいのに、とよく思います。
※勉強も思い出の1つ!
オチはいつもの「余計なお世話!」でした。
…ブログの流行り廃りを見ていると、「一発逆転、でもお手軽な方法」「この問題集を解きさえすればいい!」を探そうと、「最難関に合格した子どもをもつ親(ただ子どもの地頭だけは良かった)」のブログを読み漁る、などとしているひとたちがいるのだろうな、と感じます。
で、そういう流れを読んでいる編集者が、「釣り(※)」をはじめる…。
※「東大卒」「カリスマ講師」「東大に合格した子を持つ親(←まさに釣り記事ですな)」みたいなひとたちによる…(自粛)…。勉強に限らずどこにでもある構図ですが、受験の場合は被害を受けるのは「子ども」ですからね。
ずっとブログを通してツッコんでいます。
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