昔、家庭教師で、とある女の子に理科を教えていたことがあります。
その子、理科に一切興味がなくて、毎回、同じことを教えても全く覚えませんでした。
※無事、志望校に合格しました。
一方、小1の娘。
怖いもの知らずなので、生き物を手で触り、釣りをしたら魚も触りまくり、テントウムシに関するウンチクも熱く語ります。『はたらく細胞』の影響で人体にも興味を持ちました。
たぶん、前述の女の子のように、理科で苦労することはないと思います。
わたしは、勉強には「質」があると考えています。
<質がよい勉強>
・興味+勉強のやりかた+…(省略)…
受験勉強には「答え」があるので「とにかく量」でも成績はあがると思いますし、トップ層になるには量は必須だと思います。
が、量だけに目が向けば、犠牲になるものもあります。
たとえば「時間」「子どもの心」。
■時間
質を無視して無理やり押し込もうとすると、すぐに忘れて、また覚えて、と繰り返します。興味があれば瞬殺できることでも膨大な時間がかかります。他のことができなくなります。
■子どもの心
「質を無視、とにかく量で勝負で、高偏差値」もあるようです。こういう家庭は、親がかなりの強制力で勉強させているのでしょう。子どもが病む可能性があります。
「質」を考えたうえでの「量」。
これが理想だと思います。
ちなみに、うちは、わたし自身が遊び人で、トップ層のような「量」はできません。
が、教えるスキルは、(自分で書くのも何ですが)並ではないので、「質」を追求できています。
「質を追求。量はそこそこ」で、トップ層とどこまで勝負できるのか、にチャレンジしている次第です。
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