※最難関を目指す層の話です。ここでいう先取り学習とは、「小5で灘中チャレンジ」のレベルのものです。
sapixの模試は一回分(小5、5月)しか見たことがありませんが、問題と成績分布を見て思いました。
「難易度が低いのに、満点~ほぼ満点の人数、少なくね? ついでに平均点、低くね?」
sapixは飛び級生もいません。つまり、「小5で灘中の算数の合格点」のレベルで先取り学習している可能性があるのは10人ほどしかいないことになるので、以下の可能性があるのではないか、と思います。
・sapix生の上位層のたいはんは(前述のレベルでの)算数の先取り学習をしていなくて、先取り学習している子どもがいたとしてもが極めて少ない
で、サピックスの教材を少し見ましたが、小6は飛ばしているな、と思いました。
小6からの一年間に自信があるのでしょうな。
これらのことを合わせて考えると――。
サピックスで最難関を目指す場合は小6で一気に負荷をかける――要は急坂になるわけですよね。
・サピックスの上位層はスゴイ。ゆえに、(前述のレベルでの)先取り学習していなくても「急坂」についていける可能性
・サピックスは層が分厚いので、落ちこぼれる子どもがでてきても最難関の合格者数は確保できる(落ちこぼれた子どもたちは別の中学校の合格実績になる)。つまり、上位層から落ちこぼれる子どもが一定数いる可能性
どちらなのでしょうねー
ま、実情を一切知らないので、ただの妄想ですが。
いずれにしても、ネットでは「あり得ないレベル」での飛び級組が目立ちますが、ほんの一握りしかいないようなので、それを見て焦る必要はないということですな。
全国50位以内や最難関でも鉄板を目指すのであれば話は別でしょうけど。
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