小3と小5に四谷大塚の偏差値55~60の入試問題を解かせてきた結果
小3の娘と小5の息子に、以下の国語の入試問題を解かせてきました。
<男子校>
・攻玉社
・サレジオ学院
<女子校>
・頌栄
・東洋英和
・香蘭
・恵泉
・雙葉
結果はこのブログにありますが、大雑把に書くと以下。
<男子校>
・いずれも時間内に解けて合格者平均点も超えることが多かった
<女子校>
・偏差値55あたりの入試問題だと時間内に解けて合格者平均点も超えることが多かった
・それよりも高い偏差値の入試問題だと制限時間内に解けず合格者平均点に達したり達しなかったりだった
で、小3の娘には、たまに、ですが、上記の女子校の算数の入試問題も解かせました(もちろん、雙葉は除く)。
結果は、合格者平均点に達したり達しなかったり、でした。具体的には娘はほぼノーミスなので標準問題だけでいい場合は合格者平均点に達して、そうではない場合は合格者平均点に達しなかったことが多い感じでした。
大手塾のカリキュラムは無駄だらけ!
四谷大塚の偏差値55~60の入試問題を見ていると、「大手塾のカリキュラム、ほんと無駄だよなー」と思います。
なぜそう思うのか?
入試問題の傾向。
<四谷大塚の偏差値55~60の男子校>
・国語の入試問題 → 「語彙などの知識問題が多い」「読解の問題はかんたん」
・算数の入試問題 → それなりに難しい
<四谷大塚の偏差値55~60の女子校>
・国語の入試問題 → それなりに難易度が高い
・算数の入試問題 → かんたんなことが多い(それなりの難易度でも合格者平均点が低め)
以上のことから導き出せるもの。
<男子>
・算数はそれなりの難易度まで習得させる。国語は苦手とする子どもが多いので知識問題で点を稼げるようにする(そもそも知識問題の配点が高いので知識問題の強化は必須)。
・具体的には、算数は上のクラスで学習する内容まで習得させると安心できるんじゃね? 国語は記述に時間を割くよりも、知識をしっかり固めて、読解は難しい問題ではなく標準問題を確実に解けるようにしたほうがいいんじゃね?
<女子>
・国語は難易度が高いところまでできるようにして、算数は標準問題を固める
・具体的には、算数は思考力が必要な問題に時間を割くのは非効率じゃね? 標準問題を確実に解けるようにする訓練をしたほうがいいんじゃね? 国語はハイレベルなこともできるようになったほうが安心できるけど、記述にはそこまで時間をかけなくてもいいんじゃね?
以上のことから、せめて国語と算数は別々のクラスにするべきだと思います(通常、大手塾は4科目の偏差値でクラス分けしていると思います)。
・Sクラスの男子 → 算数はいいけど、国語はオーバースペック → 国語の対策ができていなくてヤバい!?もしくは無駄に勉強している!?
あと、前述の通り、標準問題に特化させたほうがいいですし大手塾でもそういうカリキュラムを組んではいるようですが、甘いですね。もっとすべきことがあると思います。
大手塾のカリキュラムは、筑駒中、灘中、御三家に特化
言い過ぎかもしれませんが、大手塾のカリキュラムは、筑駒中、灘中、御三家、新御三家あたりまでしか考えていないんじゃないの、と感じます。
同じお金を払っているのに、ですね!
ちなみに、子どもたちの国語の成長!
入試問題を解かせはじめたときは偏差値50あたりの入試問題でも制限時間内に解けず合格者平均点に達したり達しなかったり、でした。
それが今では前述の通り、偏差値55の入試問題だと制限時間内に合格者平均点に達することが多いので、国語力があがってきているよな、と感じます。
ただ、息子の場合は入試までに間に合うのか、と思いますけどね!
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