車内の暇つぶしで、子どもたちと妻がクイズを出し合うことがあります。
先日の小3の息子。
(Q)クワカミキリは、なぜ「クワ」というのでしょうか。
1.クワガタのようなカマがあるため
2.クワの木をかじるため
3.適当につけた
国語の読解ドリルのおかげでしょうな。
息子は図鑑を熱心に読むようになりました。たまに小説も読みます。最近、面白かったのは『星の王子様』だそうです。
で、つい最近、歴史まんがを買いましたが、喜々として読んでいます。
小1の娘。
(Q)制御性T細胞は、がん細胞を最初は認識できるでしょうか。
妻と娘が、制御性T細胞だか何だかを働かせなくするウイルスの話をしていましたが、話がかみ合っていて驚いたと妻が言っていました。
で、娘は、図画工作やお絵かきが多いのですが、『はたらく細胞』を隅から隅まで読んでいます。ほかにも『宮沢賢治 傑作集』を読んでいて、宮沢賢治に興味を持ったようで『偉人集』の宮沢賢治のところだけを読んでいます。
「宮沢賢治を読んでいたのに途中でやめて、『はたらく細胞』を読む。でも、また途中でやめてお絵かきをする。お絵かきをしていたと思ったら工作をする」
そんな感じです。
これも国語の読解ドリルのおかげで、小1には難しい文章もわかるようになったためでしょうな。
さて、もし親塾で勉強ではなくサッカーを熱血指導していたら、どうなっていたのでしょうか。
サッカー少年、サッカー少女になっていたことでしょう。
そして、「ボールは友達!」と言っていたことでしょう。
子どもの性格を変えることはできませんが、親がある程度の枠組みを決めることで、子どもはその方向に興味を持って力をのばしていくのだな、つまり、子どもの興味に関しては親という環境がかなり影響するな、と思うようになりました。
で、その興味が子どもの将来を決めることもあるよな、と思いました(もちろん、かならずしもそうなるわけではありません)。
ただ――。
「趣味である読書まで強制。読む本まで指定。読書感想文を書かせる」みたいな「強制」はどうかと思います。
そういうことを小学校でしていますけどね!
学習効果があれば強制もわかりますが、学校はわたしが小さなころから読書を強制しているのに、日本人の読解力は低下。国語力がない低学年にまで読書を強要。
おかしいと思いますけどね。
それは置いておいて、ひとがひとを完全にコントロールするのは非常に難しい!
強制しても親の思う通りにははならないのではないですかね。「反面教師」という言葉があるように、親が怠惰でも子どもは立派になることもありますし。
「親として、ゆるい枠組みは決める。子どもが思うようにならなくても、強制しない。それが子どもの個性なので尊重する」
わたしは、そうでありたいものだな、と思いました。
ちなみに、以前のクイズは、『ワンパンマン』。
「この技は誰のものでしょうか?(マイナーなA級ヒーローの技)」「誰のセリフでしょうか?」みたいな、「そんなの、誰がわかるんだ?」というものでした。
あと、息子は生き物縛りのしりとりをよくします。
クイズ、特にしりとりは嫌いなので、妻がそれに付き合ってくれて大助かりです。
高校生のとき、生物は寝てて授業を聞いていなくてリアルに0点。大学生のときも、ひょっとして生物系の授業があったのかもしれませんが、覚えていません 笑
まったく興味がなく、娘の話にはついていけないので、そこも助かっています。
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