※算数の話です。
関西の大手塾H、以下だといわれています。
最高レベル特訓の教材の一部しか見たことがないのですが、元Hの講師がそう書いているので確かなことなのでしょう。
・通常の授業 → 基本問題(テキスト)、標準問題、発展問題
・最高レベル特訓 → 1学年上の標準問題
Hで成績が良い子どもは、飛び級していなくても「最高レベル特訓を受講=1学年の先取り学習」で1学年の飛び級と同じ状況なわけですね。
で、S社は「低学年からの受験算数の先取り学習」で有名だそうです(教材を見たことがないのでネットの噂です)。
さて、本題。
・S社3年時から小4最レ履修が基本
https://twitter.com/sakusen_sanbou
小3で小5の標準問題を解く…2学年の飛び級ですね。
ここからは、「小3が小5の標準問題をいきなり解けるようになるはずもないので、低学年から鍛えているんだろうな」と想像できます。
・飛び先学年にて最レメインで回す子と平常メインで回す子。前者は2年分の演習期間が確保できる本来の飛びだが、後者は実は所属は原級でも最レをメインで回している子と進度は同じ
・飛びを有効にする為には入塾までに要2学年相当分の先取り、ということですね
https://twitter.com/sakusen_sanbou
まとめると以下ですよね。
・現学年にて最レメイン → 1学年の飛び級
・飛び先学年にて平常メイン → 1学年の飛び級
・飛び先学年にて最レメイン → 2学年の飛び級
→飛び先学年にて最レメイン(2学年飛び級)でないと差をつけられない、飛び級の意味が乏しい
※あくまで上記URLのかたの意見。
受験算数の先取り学習だけではなく算数オリンピックにも挑戦しているでしょうから、関西の算数、凄まじいですね。
ただ、関東も算数塾の台頭で同じような状況になるのかもしれませんけどね!
それにしても――。
子どもが、「最高レベル特訓は先取り学習。演習量を増やすために受講したい!」みたいな受験戦略を立てるはずもありません。
こういうことを知っている親。
こういうことを知らない親。
要は、「親」ですね。
つまり、格差だよな、と思います。
ただ、ネットのおかげで以下ができるようになったので、親の能力次第ではその格差を覆すこともできるようになったよな、とも思います。
・ごく一部の層にしか流れていなかった情報が入手できる(ただし、正しい情報を得る能力が必須)
・塾の教材が入手できる
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