教育虐待が話題になりましたねー
子どもに教育を施せば何でもかんでも「教育虐待だ!」といわれてしまう「教育虐待ハラスメント」の被害を受けたかたは多かったのではないでしょうか。
さて、子どもがゲームばかりしているとします。
どうします?
強制しても効果がない!
子どもに「勉強しなさい!」と怒って、ゲームを取り上げて、親子バトル!
苦労の末に、勉強させることができたとしましょう。
が、わたしなら勉強しているふりをして「あー、ゲームしてぇー」と、ずっと思っています。
答えが近くにあれば、丸写しします。
もちろん、バレないように「ランダムに不正解」にしますね 笑
そして、「勉強終わったから、ゲームしてもいい?」と言います。
もちろん、勉強の内容は頭に入っていません。
体罰の行きつく先は…。
「答えを丸写ししとる!!!」
それがわかって、激昂!!!
そして、怒鳴りつけたとします!!!
子どもは泣いて謝って、数日は真摯に勉強するようになると思います。
絶大な効果が得られたように思えます。
が、ひとはどのような状況でも慣れていきます。
子どもも例外ではありません。
そのうち、怒鳴られる程度では、となってしまいます。
一方、親。
「前に怒鳴りつけたら言うことを聞いた」と体罰の味を知ったので、子どもが勉強していないと怒鳴りつけるようになると思います。誰しも、一回、壁(※)を乗り越えると平気になりますし。
※何事でも一回目は「こんなことをしてもいいのだろうか…」と葛藤しても、二回目だとその葛藤もなくなるものです。
が、前述したように、子どもも慣れるので、怒鳴るくらいだと効果はなくなります。
そこで、親によっては、さらに過激な手段――殴るようになるのではないでしょうか。
が、それも、子どもはそのうち慣れてしまいます。
その先は…。
成績をガンガンにあげた秘訣は子どもの内面を変えたことにもあった!
教えるテクニックがあります。
もちろん、これで成績をあげたのは間違いないです。
が、それだけではありません。
子どもたちの内面を変えるために、毎回、くだらない話をして笑わせて、で、肝心の勉強のモチベをあげる話を挟み込んでいました。
なぜ、笑わせる必要があったのか?
好かれることが重要
「同じことをしているのに、アイツは怒られない。でも、わたしは怒られた! なんで?」
こういう経験をしたことがあると思います。
ひとは好意を持てば許容範囲も広くなるので、このようなことが生じるそうです(「アイツ」はみんなから好かれているわけですね)。
というわけで、何をするにも、「まずは好かれること」が大切だと思っています。
そのための、くだらない話なわけです。
(自覚はなかったのですが)わたしはかなりの悪がきだったようで、小学生のころの話をすると男子から好かれましたねー(女子は…。これは今でも同じ 笑)。
ちなみに、高校生から先は、こういうものは不要になると思っています。
大人向けにセミナーをしたことがありますが(※)、真剣そのものなので、笑わせる必要はありませんでしたし。
が、子ども相手だと、やはりまずは好かれることが大切なのではないか、と思います。
※若いころのものはDVDになって全国でレンタルとなりました。いい記念になって今でも保管していますが、痛々しくて観れないですね。保管した意味がない 笑
勉強のモチベをあげる話
「なんで、勉強しないといけないのか」など、あまりに地味すぎる話を継続的にしていました。
低学年は模試よりも遊びにいこう!
低年齢の勉強、肯定派です。
が、特に低学年の模試は意味がありません。
その日くらいは、子どもと公園にでもいって遊んであげると、「パパ、ママ好き!」となって、勉強のモチベをあげる話も聞いてもらいやすくなるのではないかなーと思っています。
どんな手を使っても、親子バトルはある!
ただ、こういうことをしてきたわたしも、親子バトルはあります。
特に娘 笑
が、赤の他人だとバトルできないので、「親子だからこそ、こうやってバトルがあるんだよなー」と思っています。子どもにとって、親は「甘えられる存在」だからこそ、親子バトルがあるわけですね。
まあ、めんどくさいですけど。そして、「ある日、突然、出木杉くんみたいにならないかなー」と、よく思いますけど。
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