＜中学受験のブログ＞
うちは小２で、偏差値７０だけど、何か？
…え？
模試を受けていない？
それどころか、ゲーム三昧？
お子さん、大丈夫？
こんなブログを見てしまうと、焦りますよね。
不安になりますよね。
そういう気持ちが芽生えてくると、ネットサーフィンしたくなります。
そこに、つぎの記事が登場！
＜企業の記事＞
断言します。
低年齢から受験勉強をしている子どもは、高学年で失速します！
難関中に余裕で合格する子どもは、低年齢のうちはのびのび遊んでいます！
いますぐ勉強をやめましょう！
害でしかありません！
え？
受験勉強をしている？
教育虐待だ！！！！！！！
根拠って？
親が関与したら、子どもがのびなくなるのは当たり前！
受験勉強は詰め込み教育なので、脳をダメにするのも当たり前！
はい、論破！
※×先生の講演があります！ 著書も絶賛発売中！
さて、ここで前者の記事の印象が強いかたがいたとします。
そのかたは、塾に入れたり、親塾をはじめたりして、そのうち、低学年の模試の偏差値で一喜一憂するようになるのでしょうね。低学年、中学年の偏差値なんてアテにならないと思うのですけどね。
※幼少のころから勉強の習慣をつけることは、とても大切だと思っているので、あしからず。
後者の記事の印象が強いかたは、「そうだよね！ 遊ばせることが大切なのよね！」となるのでしょう。安心したいかた、現状を正当化したいのでしょうね。
不安や焦りがあるひとを、ひっかける常とう手段なのですけどね。
前者と後者の記事、どちらが正しいのかの話は置いておいて、不安、焦りで、中学受験のブログを見てもロクなことはないよなー、冷静さを取り戻してから情報を精査したほうがいいよなーと思っています。
ちなみに、後者の記事のほうがアクセスを集めやすいと思います。親としては、何もしなうほうが楽ですから。
※前者の記事を信じる＝手間暇か、お金がかかる。後者の記事を信じる＝何もしなくてもいい。
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