「計算問題のような頭を使わない問題を大量に解かせると賢くなる派(だから、公文式や百マス計算などをひたすらさせるべき)」 VS 「うーん、と考えさせているうちに、賢くなる派(だから、解けるか解けないかの絶妙な難易度設定の問題を解かせるべき)」
論争がありますねー
わたしは、後者。
というわけで、子どもたちに予習シリーズを使って教えているわけですが――。
※扱っているのは基本問題ですが、低年齢の子どもにとれば難問です。細かく書くと長くなるので、ざっくり書いています。
考えさせているうちに、前は苦手だった基本的な問題を解けるようになっています(※)。
※正確には、苦手だった基本問題ができるようになるまで大量演習することなく、先に進んで、「算数の思考力があがったんじゃないかなー」のタイミングで前に戻ったら、前よりも楽に習得できるようになったという意味。もちろん、単に先に進めるのではなく、理解を伴っています。
(例)年長の娘の場合
ちょっと前までは、帯分数で「うーん」となっていた
→先に進めることで、ふつうに計算するようになった
で、どんどん先に進むことができています(算数の思考力があがっていっています)。
結果、わずか1年足らずで、にわかに信じられないレベルまで到達しています(おじさん、びっくり!)。
(例)
・小2の息子の場合 → 受験算数(小5)の基本が終わる
・年長の娘の場合 → 受験算数(小4)の基本が終わりそう
ただ――。
1.「解けるか解けないかの絶妙な難易度設定」にするのが難しいかもしれません(「考えさせる」「すこし考えさせてから、教える」「すぐに教える」などの選択肢のうち、どれにするのかが問題ごとにちがう)。
2.そのためには、子どもの力量を見極めないといけません(そういう、わたしも娘には翻弄されています 笑)
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