「低年齢の子どもには、比や割合は理解できないよーん! 抽象的な概念だからね!」
「こういう風に言いはじめたやつ、連れてこーい!」と言いたいな、という話です。
…年長の娘、昨日、予習シリーズ4年下の第13回「割合(1)」の基本を終えました。
で、息子のときと同様、予習シリーズ5年上の相当算の一部も解かせたのですが、無理そうでした。
が、今日。
買い物のついでに公園で遊んだので、ハイテンション!
帰宅後、試しに5年上の第4回「割合(2)」の必須例題3、その後、必須例題4を解かせてみました。
(こんな感じの問題!)
・りんごを、全体の3分の2よりも8個少ない数を食べたところ、32個余りました。りんごは全部でいくつありましたか。
・クラスの男子は全体の35%より8人少なくて、女子は全体の55%よりも9人多い。クラス全員で何人?
※いずれも数字は適当
結果は、いずれも不正解でしたが、線分図は惜しい!
で、いずれも、すこしヒントを出すだけにしましたが(※)、あとは自力で解きました(※2)。
(※1)考えさせるためです。ヒントを出しっぱなし、あとは自力で解かせて、答えが出ればそれを聞くだけにしています(どうしても解けないときは解説)。
(※2)性格的にものすごく適当なことをするので、ヒントを出したあとも、2~3回、不正解になりましたが、これは、いつものことです 笑
「低年齢では×は理解できない。無理」
誰が言い出したのですかねー
もし言い出したのが何らかのプロであれば、「自分の腕の悪さを子どもに転嫁するなっつーの!」と言いたいです(親はうまく教えられなくて当たり前です)。
ちなみに――。
アホみたいな先取りで、中学受験が有利になるのかといえば、それはないと思います。
1つ確実に言えるのは、低年齢の暇なときに先取りしておくと、将来、時間ができることくらいではないですかね。
その時間を何に活用するのかで、有利にも不利にもなるのかもしれませんね。
ついでに――。
「考える癖」は一朝一夕では身につかないので、学習内容うんぬんよりも、こういうことを通して、しっかりと考えさせる癖を身につけさせていることのほうが、子どもにとって有意義かもしれないなーと思っています。それでも、「年長から」は、早すぎますけどね!
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