神童の東大卒の先輩が致命的に欠いていたもの

受験と学歴

個人的に、わたしの世代(団塊ジュニア世代)で、「田舎から東大」は神童ではないか、と思っています。競争が激しかったのに、田舎には大型書店もなければ、大手塾や予備校もなかったわけですから。

昔の職場の1年上の先輩が、まさにこれ。
「頭がいいんだろうなー」と思っていましたし、実際、1話せば10わかってくれるので楽でした。

で、先輩ともよく遊びにいきましたが、「このひと、性格、悪いなー」と思ったことはありませんでした。

むしろ、いいひとだと思います。

しかし、先輩、(先輩の)同期から、かなり距離を置かれていました。
※わたしは同期と距離を置いていましたが、先輩は仲良くしたいようでした。

先輩は暇だったのに、先輩の同期から「1人足りない」と、わたしがスノーボードに誘われたこともあります。
※社員寮だったので暇なのはすぐにわかります。で、わたしはそういう事情を知らず、遊びにいきました(あとで、先輩、わたしが誘われたことにショックを受けていました)。ちなみに、先輩の同期も、いいひとたちでした。

同期だけではありません。ほかからも、先輩と距離を置きたいという話を、ちらほら聞きました。

なぜ同期などから、距離を置かれていたのか。
エリートコースに乗っていたことから、嫉妬だと思っています。

が、それは良くある話なので、大した問題ではないと思います。
問題なのは、先輩には、そういうものに対処するコミュ力がなかったことだと思います。

で、結局、先輩は無名のベンチャー企業に転職したと聞きました。

さて、東大生はノートが綺麗だとか、誠実で性格がいいとか、言うひとたちがいるようです。
が、「それ、単なるハロー効果だろ」と気がつくかたが増えてきているのか、それとも日本の経済が傾いていて実力主義になりつつあるからなのかはわかりませんが、「いい大学を出た」だけでは楽できない世の中になってきてるように思います。

今後は、今よりもコミュ力が重要になると、わたしは考えています。

で、子どもたち。
勉強だけではなく、コミュ力もつけさせたいと考えています。
とはいえ、個人的な経験から、「ふつうの会話は後天的なものもあるだろうけど、遺伝の影響大」と考えているので、そこは心配していません。

問題があるかも、と思っているのは、「自分の意見を言う」「周りとの調整もできる」などの後天的に身につけるスキルです。

日本の教育では教わることがない…というより、日本社会にいるとつぶされますが、世界に目を向けると必要なスキルでもあります(ついでに、つぶされないような処世術も!)。

意見を言う第一歩としては、ディベートですかね。
小2の息子は、だいぶ知恵がついてきたので、そろそろかな、と考えています。
ただ訓練すると「そろそろ勉強してよ」といえば、「いま、勉強すべきではない根拠」を、もれなく(MECE)言ってきて、めんどくさくなりそうですが。

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