・「中堅校」の定義の問題があります。この記事では、「中堅校とは四谷大塚の偏差値45から54ほどの中学校」としています。
・算数の話に限定しています。
息子が小3のときだったかな?
四谷大塚の偏差値56ほどの入試問題で合格点をとれるようになりました(※)。
※正確なこと知りたければ過去の記事をご覧になってください。
小2の娘は、偏差値40ほどの入試問題だと余裕で合格点を超えられると思いますし、そろそろ偏差値40後半の入試問題も解けるようになっているかもしれません。
そんな感じで過去問チャレンジもしていることもあって(←大手塾とはカリキュラムがちがいます)、中堅校の過去問や合格最低点をみてきました。
その結果、感じたこと。
中堅校は過去問の分析や説明会への参加で学習範囲を狭めることができる!
説明会か何かで出題範囲を事細かに教えてくれる中学校もあるそうですし、過去問を見ていると、「対策しやすいよな。試験をやさしくしてでも入学してほしいと思っているんじゃないの?」とさえ思えます。少子高齢化で中学受験も全入時代らしいですし。
そんな感じなので、一年間という限られた時間しかない状況では、学習範囲を狭くする――つまり、希望する中学校にて出題される問題だけは確実に解けるようにすればいいのではないか、と思います。
・大手塾のテキストに頼ると痛い目にあう!
大手塾は難関中に向けたテキストを作っているので、中堅校を受験する子どもにとっては無駄が多いです。過去問をみて不必要そうなところはバッサリ切り、頻出のところはやや難しい問題まで解けるようにするといと思います。要は通っている塾の教材(←することを削る方向)と過去問を基軸にした学習ですね。
で、たとえば問題数が足りないと思えば、市販の問題集なり、別の塾のテキストなりで補完するといいと思います。
・確実に解く訓練が必要!
最短距離で確実に合格するには、「受験生が確実にとれる問題は確実に正解するようにする」ことが大切です。特に中堅校の場合はこれが顕著ではないかな、と思います。難問を解けるようにしても、このレベルだと当たり外れがありますし。つまり、ミスしない訓練ですね。
…子どもたちを見ているとミスするかしないかは生まれもったものもあるな、とも思いますが(※)、それでも訓練次第でなんとかなると感じています。
※娘はミスしない。一方、息子は(かつては)ミスだらけ。一説によると高学年になると男の子は開眼するそうですが、その前に訓練でだいぶミスが減りました。
まとめると、中堅校は過去問の分析がかなり大切だな、と思いました。で、過去問を分析してから学習の方針を定めたほうがいいとも思いました。
※作問の担当者が変わると傾向も変わるので、あくまで小6から受験勉強をはじめた場合。
・受験勉強をはじめる前に受験校を決める。過去問を購入しておく
・過去問を分析して、それにあわせたカリキュラムを作る。大手塾のテキストに頼らない。いくつか問題集を併用して、受験校にでそうなところのみ鍛える(それができるプロを雇う)
・合否にかかわる問題は確実に解ける、そんな訓練をする
さて、ネットにプロ家庭教師による「中堅校に合格するには何をすればいいのか」の記事がありました。
有名なかたたちのようですが、少なくとも中堅校に関しては指導力がなさそう、と感じました。方針が良くないですから。
<昨日の記事>
・標準問題を解けるようにしてから過去問
<わたしの考え>
・過去問から出題傾向を分析。出題されるテーマの問題のみ徹底的に鍛える
・解くべき問題は絶対に落とさないようにする訓練をする
もっとも商売のネタをウェブ記事で公開するような愚かな真似はしないと思うので、本当は指導力があるのかもしれませんけどね。手品と同じでネタバレするとほとんどのひとができるようになりますしね!
↓さまざまな受験のブログを読めます。
にほんブログ村
・中学受験に関する情報は、中学受験から攻略にもまとめています。