塾なし。
1日あたり1~2時間の勉強(小4の秋以降は1日あたり2時間台)。
夏休みの半分は、海川山。
冬休みは、温泉三昧。
睡眠時間は犠牲にしない(小さなころは20時30分就寝、7時起床。今は21時~21時30分に就寝、7時起床)。
友達との遊びは犠牲にしない。
ただし、ゲームはほとんどさせない(その時間が勉強時間)。
それで以下は楽勝でした。
・息子の算数は、小4の時点で女子御三家で合格点。国語は偏差値60程度。
・娘の算数は、小2で小5の浜学園の模試で偏差値60あたり(実質2学年の飛び級)。国語も2学年の飛び級(国語は乱高下あり)
楽勝でしたが、決して楽だったというわけではありません。
いや、
めちゃくちゃ、しんどかった!!!
(例)
・中学受験の算数はゼロから勉強。数学がそれなりにできるので片手間だったものの、勉強に案外時間がとられる…。
・塾のカリキュラムを圧縮しないと遊べない。つまり、教材の研究もしないと…。これが一番時間がかかる…。
・何より、毎日、毎日、1日あたり1~2時間の拘束! しんどくても代わりは誰もいない…(妻が国語を教えるときが唯一の休み)。
・子どもが間違った問題は解かないといけない! 学習が進めば進むほど難易度が上がって、しんどい…。
というわけで、塾なしで中学受験を考えているのならば、まずは、予習シリーズ(算数)を買って読んでみることをお勧めします。小6まで解いて「いけそう」と思うのならやってみる価値はありますが、そうではないのならやめておいたほうがいいです。
書店で販売されているものなら、『塾技』ですね。
中堅校ならばこの問題集、つまり、この問題集をこなしても四谷大塚の偏差値55~60あたりだと思いますが(もっとも、この問題集だけだと演習不足で、この偏差値帯にも至らないと思いますが)、これで無理と思えば、塾なしだと中堅校以上でさえ目指すのは厳しいのではないでしょうか。
「所詮、小学生」ではありません。
中学受験の算数は酷くて、「小学生に高校受験をさせる(ただし、高校数学の一部も範囲)」みたいなものですから。
そして、難関校に固執していないか、も重要だと思います。
通塾していても、「その学年で深夜まで勉強???(←個人的には小6でも許されないと思います。「見ているだけ=同罪」なので、たとえ本人が望んでいたとしても)」を見かけますが、親塾だとさらにエスカレートする可能性がありますから。こういうの、ご本人は教育虐待している自覚がないのかもしれないですね。
ちなみに、教育虐待は遠い世界の話だと思っていましたが、テストの点が悪いと親が…となる家庭の話を聞きました。子どもの言っていることなのでどこまで本当かはわかりませんが、吃音だそうなので本当なのでしょう。
何かを失ってでも難関校に固執するのは、やっぱ、理解できないですね。
で、子どもの心を縛るのは暴力、言葉の暴力だけではありませんが…。この辺でやめておきます。
ただ、もし親が勉強して、かつ、冷静に教えられるのならば、親塾はめちゃくちゃ有利です。
「塾に通う時間をカットできる」「塾の無駄をなくした効率・効果が高い授業ができる」「子どもにカスタマイズした授業ができる」ですからね。
ただ、受験が近づけば近づくほど勉強時間も長くなっていくので大変だと思います(うちは今はその途中)。
何より、子どものレベルが最難関中に近づけば近づくほど、問題の難易度があがって解いて解説するのがしんどいです(算数の話)。パッと見て解けるような問題ではないですから(いちいち長い問題文を読んで、「設定」を理解しないと解けない)。
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