小1の娘、予習シリーズ5年上の後半ですが、今解かせている演習で比がでてくるので、今日は予習シリーズ5年下の第1回の「比」をしました。
瞬殺。
「低年齢の子どもは比という抽象概念は理解できない」と言っているかたは、どこにいるのですかね? 笑
さて、本題。
数学が苦手な子どもは、よく、つぎのように間違えます。
高校で、つぎのようにすると、もうヤバいですね。
なぜこのような間違いをするのかというと、カエルさんとうさぎさんが見えていない、もしくは、カエルさんとうさぎんさんを平等に扱っていないためだと思います 笑
今日は暇なので、ちょっとだけ数学の話を書いてみます。
文字式(分数)の約分で間違えないようになる教えかた
(問)x+2y を 2倍してください
以下は、よくある間違いです。
(よくある間違い) x +2y×2
※子どもたちには〇と△で教えました。アルファベットをあまり覚えていないためです。
ここがわかっていれば、前述の間違いはしないので、子どもたちにどのように教えたのかを紹介します!
※小1の娘にはもっと丁寧に教えたのですが、ぜんぶ書くと長くなるので割愛しています(ハンコから説明しますが、長くなるので割愛しています)。
カエルさんがアメちゃん2個、うさぎさんがアメちゃん3個持っていたとするね。
式にすると、「2+3」だよね。
(問)さて、ここで、パパが「カエルさん、うさぎさん、がんばったから、アメちゃんを2倍にしてあげるよ!」と言いました。カエルさんのアメちゃんは何個になる? うさぎさんのアメちゃんは何個になる? 合計はいくつになる?
カエルさんは2×2で4個、うさぎさんは3×2で6個、合計10個だよね! これはわかるよね。 じゃあ、「2+3」の式を紙に書いてみるね。 これを「2倍」にすると、どうなる?
(よくする間違い)「2+3×2」
こう書くと、つぎのようになるよね。 カエルくん、怒っちゃうよ!
だから、「2×2+3×2」にするんだ。 これを計算すると、さっきの10個になるよね。
ほかにも書きかたがあるんだ。 2人まとめて2倍にするから、( )をつける!
(2+3)×2
※分配法則も教えているので、「2×2+3×2」になることを確認させました。
この( )は、「( )のなか、みんな、2倍してあげるよ!」というマークなんだ。
まとめて×倍、×で割るときは、絶対に( )をつけてね!そうしないと、カエルさんか、うさぎさんが怒るからね!
※( )をつけるのを徹底させる! はじめはよく忘れますが、繰り返しているうちに忘れないようになります。娘には「カエルさんが怒るよ!」みたいに言い続けています 笑
分数も同じ!
先ほどの話と同じところは省略します。
うさぎさんだけ、半分にしたら可哀そうだよね。そこで、カエルくんも半分にしたいところだけど、1袋で半分にできないから約分できないんだ!
※「この式、( )はついていないけど、省略しているだけで、( )があるんだ」という説明もします。(x+2y)÷2ともできるので、それで。
小1の娘、カエルで喜んで、しばらく紙にカエルを描いていました。が、あと数年もすると、「お父さん、汚い!」とか言うようになるのでしょうね。
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