「小1で、かけ算!? スゴイ!」
2018年の11月か12月ごろだったと思います。
twitterを眺めていたら、びっくりしました。
そのころの息子(当時、小1)、1桁の足し引きしかできませんでしたから。
そして、ググったら、いろいろな情報がでてきました。
たとえば「幼稚園児や小1が、中学数学」。
正直、この手の話、はじめは懐疑的でした。
しかし、実際に、子どもたちで試したら手品みたいなもので「タネ」がわかればどうってことないこと、指導者がいれば誰でも到達できるレベルであることがわかりました。
※未就学児は早熟である必要があります。あと、もちろん家庭の状況にもよります。
まあ、ちいさな子どもの力を舐めていたのですね。
「こんなに小さくて可愛いのに 笑、こんなことはできないだろう」と。
「適切に導けば、子どもが小さくても、どんどん伸ばすことができる」
実際に子どもたちに教えてみて、そう思ったわけですが、残る問題は「適切に導けば」の部分。というわけで、親塾ですが、どこまで教えられるのでしょうか(算数)。
実際に親塾をして、以下だと思いました。
<教科書レベルは大丈夫なひと>
・「コツ」さえわかれば、誰でも「低年齢で小6までの計算問題まで習得」はできると思います。
・上記を「短期間」「定着させる」にしようと思えば、コツをつかんだうえ、問題集を自作する必要があると思います(いい問題集がないため)。
・算数検定、すなわち教科書レベルであれば、低学年で小6まで到達可能だと思います。
<かんたんな入試問題だと解けるひと(勉強すれば解けるひとも含む)>
・入試問題に直結した問題、すなわち、予習シリーズだと、4年下あたりからジワジワ重くなってはきますが、低学年でも5年上の半分まではいけるのではないか、と思います(できないところは飛ばせば、の話です)。
<めちゃくちゃ勉強する気があるひと>
・偏差値50~55くらいまでは導くことはできるのではないでしょうか(四谷大塚の偏差値)。
というわけで、実際に親塾をして、巷でささやかれている「偏差値50~55くらいまでであれば、親ががんばれば、親塾でも大丈夫かもしれない。その先は教えるスキルか、かなりの知識量が必要」は、「その通りかもしれないなー」と思った次第です。
参考までに、わたしの教えるスキル
自分で書くのも何ですが、中学数学に関して以下です。
・「ここで、こういう間違いをする」「どのレベルの子どもに、どこまで教えられるのか」などを把握しています。
・「偏差値40の子どもを70にした!」みたいな、ちんけな話ではなく(塾講師をしていれば誰でもそういう話はあります)、「ベテラン講師が担当する『上』のクラスの平均偏差値を、半年でしたっけ。そのくらいで、ぶち抜いた」こともあります。
・中学数学の著書もあります。今は加齢でもうろくして 笑、できなくなりましたが、何も見なくても、中学数学の参考書を一冊書けました(そのくらい教える内容を覚えていたということ)。
先を行く親塾の「王者」たち知識量
おもに家庭学習だけで、最難関中を目指す、目指していたひとたちもいます。
そのかたたちのブログの記事をぜんぶ読みましたが、大手塾で「最難関中の対策の講座ができるだけの知識量(しかも全科目)」があると思いました。
まあ、レベチですね。
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