ペラペラな親ほど早期英語教育に“冷淡”
https://news.livedoor.com/article/detail/13072513/
で、冷淡な理由。
・教えても子どもは英語をすぐ忘れてしまう
・最悪の場合、日本語も英語もデキソコナイの子に
・本人がやる気になれば英語は習得できる
詳しくは知りませんが、国内だとダブルリミテッド(2言語とも充分に発達していない状態)にはならないんじゃないの、とは思いますが、国語力は年相応(低学年レベル)なのに、英検は3級、2級…と先取り学習している家庭を見ると…。思うところはあります。
以下ならば英語の早期教育も良いものではないか、と思いますけどね。
・母国語のレベルに応じた英語力(例:低学年でも国語力は中学生レベル。で、英検3級(中学卒業程度)取得)
・英語力を維持できる環境にある
ただ、子どもの娯楽を奪って早期教育するのだから、「ぺらぺら」まで至らないと、と思います。
英検3級くらいの先取り学習だと何の足しにもなりませんし。
あとは、中学受験をするのに英語学習をする場合は、御三家レベル、(大学附属が目当てならば)早慶レベルに至らないと親の戦略ミスかもしれないよな、と思います(個人的な見解です)。英語は中学校に入ってからでも勉強できますし。
参考までに、元プロであるわたしが中学英語を教えればどうなるのか。
(前提)子どもに国語力がある
(期間)3か月もあれば終了。偏差値50~60程度(あくまでペーパーテストの話)。
※ただ、英語は、英単語の暗記がボトルネック。中学卒業レベルは2,000語程度なので、3か月だと1日あたり20、30語程度、半年だと1日あたり10、20語程度ですが、子どもに「絶対に覚える!」という気持ちがないと厳しいですね。それにこのペースだと、子どもにかなりの負荷がかかると思います(学習習慣がないと難しい)。ま、これはあくまでわたしの話であって、実績のある英語のプロだともう少しはやいかもしれませんけどね。でもまあ、そんなことができる英語講師は滅多にいませんけんどね。
英検3級程度であれば何の足しにもならないとわかるのではないでしょうか。
難関校の子どもで中学英語を瞬殺できないのは、やる気の問題だと思いますし(指導者が悪い可能性もありますが、今の時代、情報はいくらでもあります)。
・英語を話す仕事は人工知能にとって代わられる
10年数年前。
英語の教材、ネイティブの音声がついているだけで数万円でした。
が、今ではググるだけで音声を聞けます。
翻訳の精度も年々あがっているようですし、子どもたちの時代は英語の重要度はかなり落ちるのではないか、と考えています。
↓さまざまな受験のブログを読めます。
にほんブログ村
・中学受験に関する情報は、中学受験から攻略にもまとめています。